ひとひらの雪が
すっと消えていく瞬間のような
キレよく、さわやかな口当たりと、
ふわりと広がる米の旨味。
純米酒の“原点”に立ち返り、
素直に「おいしい」と言える、
ありのままできれいな日本酒を、
現代の秋田でつくりたい——。
そんな思いから「ゆきの美人」は
生まれました。
少量仕込みで
高品質な純米酒を丁寧に造る。
これが当蔵の酒づくりです。
銘柄は「ゆきの美人」
1種類のみ。
飲んだときに
コクとふくらみがあり、
控えめな香りと
メリハリの効いた酸で
キレのある酒に仕上げています。
目指す酒質に必要なことには
全力を傾けます。
洗米は10kgずつすべて手作業。
使用する米は麹米、掛米ともに
全量酒造好適米であり、
麹は全量蓋麹で仕込みます。
小さな醸造所だからこそ貫ける信条が、
その一口に表れるのです。
酒づくりに合う酒米を厳選し、
手作業により米の状態を見極めながら、
秋田杉の麹室で少量ずつ
丁寧に麹を育てます。
当蔵では麹菌が太く米の中まで
入り込む「突きはぜ」に管理し、
少々短めに麹室から引き上げることで、
軽めのきれいな酒を目指しています。
酒のもととなる酒母づくりは
秋田流の長期低温発酵を
すべての基本としています。
低温でじっくり管理し、
30日以上かけて
ゆっくり発酵させることで
雑味の少ない、
良い香りが生まれます。
搾りは極力
空気に触れないよう、
ゆっくりと
醪を搾っていきます。
搾った酒は日を空けず
すぐに瓶詰めして管理。
四季醸造の強みも生かし、
フレッシュな新酒を
通年提供しております。
搾りは極力空気に触れないよう、
ゆっくりと醪を搾っていきます。
搾った酒は日を空けず
すぐに瓶詰めして管理。
四季醸造の強みも生かし、フレッシュな
新酒を通年提供しております。
キレがありながら、
口の中でふわりと広がる旨味、
新鮮な口当たりは
食中酒に好適で、
さまざまな料理に寄り添います。
